自身の内面的なモノに重きを置いた作品と言うことですが、曲に関してはご自分で仰っている通り変わった作品ではあると思います。
聴く人が聴けば未熟な作品であると判断されるかもしれません。
ただ、これを表現したかった上でこの作品が完成したのであれば、私はこの作品は成功していると思います。

その上で書くならば、内面的な・・・特に鬱状態を意識したのであれば、もっと音に拘って欲しかったと思います。
深い音が欲しい・・・とは、とあるbms作者の受け売りですが。
私であればリバーブやパンを駆使して、TVを見ていてCMが切り替わるような脈絡の無い音の変化があったら面白かったカナと。
bpmも少し押さえてしまっても良いかも知れません。
リズムや打楽器の音色自体が軽快なので、どちらかと言うと鬱(パラノイア的)というより躁(スキゾフレニー的)に近い印象でした。

あとは後半のメロディーの所ですが、ちょっと転調が効いていないと言うか、ただ上がっただけと言う風に流れてしまっていたので、終わりが少し締まらない状態だと思います。(狙ってたのなら申し訳無いですが)
これはメロディ自体を変えてしまうか、音色をもっとエディットするか・・・
いずれにしても強烈なのが欲しいかなとは思います。

ソフランや変拍子は個人趣味の部分だと思うのであまり書きません。

色々詰め込んでいると思いますが、まだ判断材料になるようなものが少ない作品だと思うので(理論的にも直感的にも)、構想の段階ではなく作成の段階で必要なテクニックを少し取り入れてみてはどうでしょうか。


■ kashin   (2004/06/23 05:04:00)  

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