失礼ながらお勧め一歩手前と言った感じでした。
曲はなじみ易く十分にポップな感じも出ていて良かったです。

自分が気づいた問題点は、音とその鳴らし方でしょうか。
たとえば途中で入るドラムのパートも、スネアに強弱をつけたり、もっとタムを叩かせたり、ハイハットをタイトに組み込んだりしてしておしゃれに仕上げれば、良いアクセントになるかもしれません。

他には後半の多くのメロディー音が鳴っているところがこの曲のキモだと思いますが、おかしい和音に聞こえないところまでは良いのですが、全ての音がモノラルなのでこちゃこちゃして非常に複雑に聞こえてしまいます。
音を厳選し、メインの音を中央に、それ以外のバッキング音や対旋律的なメロディーは左右に振った方がすっきりしてオシャレになると思います

あとは全体的な音のチープさが曲の魅力を大幅に削っているとしか言えません。
これはソフトシンセを用意するか、または気に入ったシンセを買うか・・・
いずれにしても音源を用意することでしか解消できないと思いますが、何とかして欲しいと思いました。
(それだけ曲に魅力があったということです)

後は個人的な意見ですが、ブラス系には要所でセブンスを控えめに混ぜて地味目にアクセントを付けて見たいかな、と思います。
ついでにhsax01.wavとhsax02.wavに大きな違いが見られなかったので(他にもありましたが)これくらいならば一つの音を流用してもよろしいかと思います。
音の粒立ちにシビアな楽曲(ジャズやボサ等)ならば一つの音を3つ4つ用意してもかまいませんが、打ち込みならば音の棒読み感は多少あっても良いかと。
少しは容量削減の足しになるのではないでしょうか。

自分が思ったことは以上です。
色々書きましたが、次回作に期待させていただきます。
個人的にはもう一度この曲のリミックスを作っていただきたいかな、と思います。
曲を作るのも大事ですが、曲を育てるというのも大事な作業だと言うことを最近の音楽シーンでは忘れがちですが、是非育てていただきたい曲の一つだと思います。

■ kashin   (2004/02/16 18:05:26)  

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